春のG1シリーズ最終レース、第58回 宝塚記念が阪神競馬場で行われました。
11頭しか出走しないファン投票なんか、かんけ~ね~な雰囲気が漂う春のグランプリですが、そこはJRAさんが考えるところ。
多くの競馬ファンにとっては、3冠ボーナスもかかったキタサンブラックが勝つかどうかだけが興味の対象でしょう。
キタサンブラック強すぎ!春のボーナスリーチの天皇賞(春)2連覇
キタサンブラックとサトノダイヤモンド。去年の有馬記念後初の勝負が第155回の天皇賞(春)となりました。 ブラックは初戦の大阪杯を快勝して春2戦目、ダイヤモンドは阪神大賞典から。 惜敗した有馬記念以来、2頭が今年初めて対戦するレースと...
レースはシュヴァルグランが先頭、キタサンブラックはテンションが高く、掛かり気味の3番手。
道中、サトノクラウンのデムーロ騎手がキタサンを突っついて、先行勢にペースを落とさせないようにしたのにはビックリ。
この判断が功を奏して、直線で弾けたサトノクラウンが優勝。2着はゴールドアクター。
キタサンをピッタリマークして、流れを落ち着かせないようにしたミルコ・デムーロジョッキーはさすがでしたが、サトノクラウンのタフさ加減にもビックリです。
さよならモーリス、またきて産駒。おまけにサトノは大金星
香港カップ(芝 2000m)でモーリスが優勝!更に香港ヴァーズ(芝 2400m)ではサトノクラウンがあのハイランドリールを下して金星を上げる快挙です。 香港はエイシンプレストンやステイゴールドのイメージしかなかったのですが、モーリスは引退...
稍重で渋った馬場でタフな競馬がピッタリなこの馬、凱旋門賞に行けば面白そうですが、オーナーの里見さんは「秋は香港」と言ったとか。
負けたキタサンですが、こちらは凱旋門賞は断念すると北島三郎オーナーが明言したそうです。
結果、秋の国内G1は楽しめるので良かったのですが、負けた敗因は何だったのでしょうか。
今回はテンションが高く、掛かり気味になっていたので、スムーズにいつもの競馬ができず、マークされて自らのリズムを乱されたときの脆さをも呈してしまったのでちょっと心配。
肉体的にも疲れていたのか、リフレッシュして、秋にはいつもの強いキタサンブラックを見せて欲しいと思った、宝塚記念結果でした。
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