ジャパンカップとは名ばかりなG1レースとなりましたが、レース結果はこれぞ日本という演歌歌手の北島三郎さんが祭りを歌う展開に。
キタサンといえばサブちゃんの会社がオーナーの競走馬ですが、今年はキタサンブラックが天皇賞(春)につづいてジャパンカップも制覇しました。
正直、海外からの参加馬は小粒で古馬も微妙な面子で、展開にも恵まれた面もあったのですが、それでも逃げ切って2着に2馬身半つけての優勝は立派です。
厩舎の方はまだ馬体は完成していないとの発言をしていたようですが、それで完成した姿はどうなってしまうのでしょうか。サトノダイヤモンドとともに国内G1戦線を盛り上げていって欲しいものです。
ちなみに今回のジャパンカップは36回、なんとサブローとサインを送っていたようです。
今後のキタサンブラック
武豊ジョッキーが勝利騎手インタビューで語っていたのは「無事なら有馬記念」と言っていたように(違っていたらスイマセン)年内はダメージがなければ有馬で最終というところでしょうか。
ここからは希望ですが、この馬にも先のサトノダイヤモンドにもですが、国内専念して古馬王道路線を盛り上げていって欲しいと思います。
確かに凱旋門賞制覇は国内ホースマンの夢なのでしょうが、順調にいったから海外にでも・・という風にみえてしまう昨今の流れで勝てるほど凱旋門賞は甘くないように思います。
本気で勝負するのであれば、欧州競馬に対応できる血統で現地滞在競馬で現地のジョッキーで、といったことが必要ではないかなというよりか、そうすることで勝つ確立が上がるように思います。
そんなことよりも海外挑戦が当たり前になってきた今では、国内G1があまり面白くありません。
まあ、ジャパンカップに弱い外国馬がくるようになって物差しレースがない今は、海外に出る以外サラブレットとしての世界的評価(ひいては日本競馬会)を上げることはできないのは確かですが。
愚痴はさておき、キタサンブラックは本当に面白い馬で、父ブラックタイド(ディープインパクトの全兄)母父(サクラバクシンオー)とパッとみ、中短距離血統なのですが、長距離オッケーの不思議な馬です。
キタサン自体が中短距離血統が多いように感じますが、僕が馬券買っていたときのメガスターダムを思い出す面白い競走馬、キタサンブラックです。
最後に
今日のジャパンカップで北島オーナーにインタビューしていたのですが、お年を召された印象でしたが、勝利後の祭りを歌うそのお姿はやはりスターで絵になります。
今後も元気に競馬場で祭りを歌って、JRAを盛り上げていって欲しいので、キタサンブラック&武豊のコンビには頑張って欲しいものです。
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