2017年、有馬記念に取って代わって最後のJRA GIになったホープフルS。
僕らには、ラジオたんぱ杯のイメージが強い暮の2歳戦。名称がたんぱからnikkeiへと変わり、ホープフルステークスとなって今年GIへ昇格。
そんな記念すべき、GIホープフルSの初代王者に駆け上がったのはタイムフライヤー。
1番人気でしたが、オッズ4.2倍と信頼度は低く、1番人気~3番人気まではすべて外国人ジョッキー。続く4番人気がビリーブの仔で良血馬ジャンダルム。そして鞍上は武豊さん。
結果は一番人気のC・デムーロ騎乗、タイムフライヤーが優勝。全走のラジオN杯京都2歳Sの2着から見事に初代GI王者に駆け上がりました。
ハーツクライ×ブライアンズタイムという、成長力のありそうな血統から来年のクラシックを賑わす1頭になるでしょうが、気になるのが松国厩舎だけに、変態もとい変則ローテで故障にならないかどうか。
来年のクラシックでは、先の朝日杯で圧倒的パフォーマンスを魅せたダノンプレミアムや、ラジオN杯京都2歳Sで敗れた同じハーツクライのグレイル、などライバルは多くなりますが、この馬も楽しみな1頭になりました。
怪物?いいえサラブレッドです。ダノンプレミアムは高級品。
第69回、朝日杯フューチュリティステークス(G1)が行われ、1番人気のダノンプレミアムが優勝。 終ってみれば、1番人気・3番人気・2番人気の決着でしたが、勝ったダノンプレミアムのパフォーマンスが凄すぎた。 1枠1番でポンっと好スタート...
暮の最終GIが有馬記念ではなくなったのは残念ですが、出世レースでもあるラジオたんぱの流れを汲むホープフルS。その初代王者に輝いたのはタイムフライヤー。有馬は世相を反映するレースとしても有名ですが、最終レースとなったホープフルSもまた、世相反映となるのでしょうか。このレース数日後にテレビ初放送の「君の名は」。
その主題歌のRADWIMPSのなんでもないや、しっかりタイムフライヤーというキーワードが。
コメント