スマホ機種変更歴。iPhone5→nexus5x→Zenfone3
もう3年近く使っているASUSのZenfone3。この機種を選んだ理由はDSDS「デュアルSIMデュアルスタンバイ」機能が備わっていたこと。仕事とプライベートの電話を1台のスマートフォンで使い分けれるので、非常に便利。
ですから、買い替えを考えたときのスマホ選びの基本は、ミドルレンジのSIMフリーデュアルSIMスマホであること。あとはその中で個人的に外せない条件(中華メーカーを省く)などを追加していくわけですが、思いのほか選択肢が少なくてびっくりしました。
そもそもデュアルSIMデュアルスタンバイとは
素人なので簡単に説明しますが、2枚SIMを入れれるので、1台のスマホで携帯番号2つ持ちが可能になります。ですから、プライベート+ビジネスとスマートフォンを2台持つ必要がなくなります。
DSDSとは、デュアルSIMデュアルスタンバイの略。2枚同時にSIMを装着可能なスマートフォンで、両方のSIMについて同時に待受でき、通話・通信が片方ずつ可能なことを表す。 例えば1枚のSIM(1回線)で通話中は、もう1枚のSIM(1回線)ではデータ通信ができない。個人用と仕事用とで電話番号が異なる場合に、使用端末を分けずに1台でまかなうことは可能。用途を明確に分け、それぞれのSIM(通信事業者)に向いた料金プランを選ぶことで、費用を抑えることにもつながる。
出典:用語集|KDDI株式会社
上記にもあるように、2枚同時には使用することはできませんが、今まで問題や不便を感じたことはありません。最近では技術の向上によってDSDV「デュアルSIMデュアルVoLTE」対応機種もでており、できればこちらに対応した機種のほうが良いですね。
DSDVとは「Dual SIM Dual VoLTE」の略で、1台のスマートフォンに2枚のSIMカードを差し込み、両方のSIMで同時に待受し、通話・通信が片方ずつ可能なことをさしていう。通話・通信が同時に可能という点ではDSDA(デュアルSIM・デュアルアクティブ)と同じだが、DSDAの場合、データ通信用SIMで4G回線を使用してしまうため、通話はVoLTE品質を維持できなかった。これに対し、DSDVでは2つのSIMどちらでも4G回線を利用できるので、通信を行いながらVoLTEの高品質通話が可能となる。
出典:格安SIM用語「DSDV」|ビックカメラの格安SIM・BIC SIM(ビックシム)
デュアルSIMスマホの個人的選択条件はこんな感じ
- 中華メーカー以外の機種
- 韓国メーカー以外の機種
- Zenfone3を越えるスペック
- 予算5万円程度
中華メーカースマホは怖い
中華スマホは低価格ハイエンド機種も多く魅力的ではありますが、Huawei問題や最近もこんなニュースがあったので、中華メーカーのスマホは省いています。
ネットを使う以上、情報は多かれ少なかれ抜かれているんでしょうが、中国は国家がらみなので、まだ企業のGoogleやAppleに渡すほうがマシな気がします。ほんとは国産スマホメーカーが頑張ってくれたらよいのですが、SIMフリー機は少なく、選択できるのがSonyのXperiaかFujitsuのArrowsぐらいなもんで・・・。
韓国メーカーで痛い目にあったので却下
Zenfone3以前に使っていたのが、Nexus5x。これにはモンマ酷い目にあいましたよ。家族4台これにして全部ぶっ壊れたもんで、製造メーカーであるLGは当然のこと韓国メーカー製は僕の中ではNGです。ごめんねSamsung、使ったことないけど。。。
Zenfone3のここは越えて欲しい
Zenfone3(ZE520KL)は購入してから3年たった今でも故障なく現役ですが、さすがにストレージ32Gは限界。OSもAndroid8.0以降アップデートなし。動きもモッサリ感は否めず。
また、世界標準なのか6インチは当たり前な最近のスマホサイズですが、いかんせん僕は手が小さく更に職業柄か腱鞘炎(鋏チョキチョキ植木屋です)持ち。ですから、画面サイズはともかく機種自体小さいほうがよいので、今つかっているZenfone3(ZE520KLサイズ)『高さ約146.8mm×幅約73.9mm×奥行き約7.69mm』ですから、これよりだいぶと大きいのはちょっと難しい。
- Snapdragon™ 625 RAM3GBを越えるもの
- 内臓ストレージは64GB以上
- 高さ147mm×幅74mmを越えないサイズ
こんな時節柄ですから出費は抑えたい
コロナショックで経済の先行きも不透明ですから、なるべく安くコスパの良い機種を購入したいですが、マックス出せても5万円程度まで。
ガテン系の外仕事ですから、落としたり車に放置したり汚れたり傷ついたりするのが前提なので、そこまで高級なものは必要ないのです。
条件内のデュアルSIM対応スマホを探してみた
2020年5月時点で条件にあうデュアルSIMスマホは以下の3つ。
- iPhone SE(第2世代)
- Pixel 4a
- AQUOS sense3 SH-M12
iPhone SE(第2世代)
2020年4月にリリース発表されたAppleのiPhone SE。以前にも同名のモデルがあったことから後継機のこちらは第2世代と呼ばれています。
iPhone 11と同様のA13 Bionicプロセッサ搭載かつ4.7インチディスプレイの小型サイズスマホで実売5万円を切るというコスパの良さ。アップル信者でなくとも中高生や子どものスマホデビュー機としても満足できる性能を有しながら低価格と良いとこずくめ。
個人的にはiPhone5はバッテリー不具合などで修理に面倒な点があったことから、Androidに移ってしまいましたが、これなら買ってもとおもわせる機種です。
※容量は64GB,128GB,256GB選択可能。
Pixel 4a
Google製スマホのPixelから発売が予定されているPixel 4aはiPhone SEのライバル機。価格帯やスペックなども遜色なく、AndroidユーザーならびにGoogle好きであればこれが本命になるのでしょうか。
販売されるのは確実ですが、新型コロナウィルスの影響からか発表や発売日のリリースが正式にでておりません。ですが、スペックなどはリークされており、なかなかよさそうなので5万円切って販売されたら買おうかな~。
※発売日は2020年5月22日と予想されています。発表は7月13日。発売はジャストブラックが8月6日、ベアリーブルーは10月1日とリークされていますが、もっと早く発売して欲しい。
AQUOS sense3 SH-M12
はじめはコレを扱っているUQモバイルに乗り換えしようかと思っていましたが、UQで扱っているAQUOS sense3はDSDVできないモデルとなっており注意が必要です。
SIMフリー機であるSH-M12ではnanoSIM×2のDSDV対応になっております。実売3万円~ほどですから買っても損はないと思わせるスマホです。上位機種であるsense3 plus SH-M11は残念ながらサイズが少し大きくてダメでした。
スペック比較表
上記3機種のストレージ64GBのスペックをまとめてみました。
iPhone SE(第2世代) | Pixel 4a | AQUOS sense3 SH-M12 | |
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サイズ(高さ×幅×厚さ) | 138.4mm×67.3mm×7.3mm | 144.2mm×69.5mm× 8.2mm | 147mm×70mm×8.9mm |
重量 | 148g | – | 167g |
OS | iOS 13 | Android 10 | Android 9 Pie |
CPU | A13 Bionicチップ | Snapdragon™ 730 | Snapdragon™ 630 |
RAM(メモリ)容量 | 3G | 6GB | 4GB |
バッテリー容量 | 1,821mAh | 3,080mAh | 4,000mAh |
ディスプレイ |
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カメラ |
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SIMスロットル |
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価格(税込) | ¥44,800 | ¥399ドル〜(5万前後) | ¥34,000~ |
※Pixel 4aはリリース前のリークされた情報です。
- サイズはiPhone SE(第2世代)が一番小さい
- AntutuベンチマークスコアもiPhone SE(第2世代)
- 価格はAQUOS sense3が安い
- 物理SIM×2枚だとAQUOS sense3のみ
まとめ
DSDS対応6インチ未満の5万円程度のスマホを探してみましたが、中華スマホ(HuaweiやOPPO)や韓国スマホを除くと、恐ろしいほどに選択肢が少ないのが実情。
家の子どもは「みんなiPhoneやからiPhoneSE買ってくれ」とせがむ今時の子ですが、僕は「今さらiOSには・・・」と考えてしまうAndroidユーザー。iPhone SE(第2世代)のコスパに心惹かれつつ、Pixel 4aの正式発表を待ってどれかを購入しようかと思っています。
- iPhone SE(第2世代)は小型ディスプレイのハイエンドばりの性能
→ネックはiosとDSDS(物理SIM+eSIM)とバッテリー - Pixel 4aは5.8インチと程よいサイズのミドルレンジ機
→ネックはDSDS(物理SIM+eSIM) - 性能で劣るAQUOS sense3は物理SIM×2と低価格が売り
→ネックはエントリー機並みの性能
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