今年の大阪杯はG1昇格にふさわしく、豪華メンバーが揃ったレースになりました。

中でも、去年の年度代表馬キタサンブラックが今年初戦ということで、昇格とともに注目するG1レースとなりました。
レース回顧
フルゲートにはならなかったものの、キタサン含めG1馬が3頭出走、ダービー馬マカヒキと、海外G1香港ヴァーズ勝ちのサトノクラウン。
それ以外にも去年の勝ち馬アンビシャスや、本格化の兆しのヤマカツエース、モーリスの3着もあるステファノス、大崩しない堅実なミッキーロケットと骨っぽいメンバーたち。
そして最終の単勝オッズは以下のようになりました。
単勝人気 | 馬名 | オッズ | 前走 | 結果 |
---|---|---|---|---|
1 | キタサンブラック | 2.4 | 有馬記念(G1)/2着 | 1着 |
2 | マカヒキ | 3.8 | 京都記念(G2)/3着 | 4着 |
3 | サトノクラウン | 4.6 | 京都記念(G2)/1着 | 6着 |
4 | ヤマカツエース | 10.2 | 金鯱賞(G2)/1着 | 3着 |
5 | アンビシャス | 13.2 | 中山記念(G2)/4着 | 5着 |
G1勝利のある3頭が1桁台と人気でしたが、1番人気で2.4倍なのは休み明けでちょっと嫌われた感はあったように思います。
しかしレースではそれを微塵も感じさせず、いつものように前目につけて、先行から直線でスパート。貫禄十分で余裕すら感じる横綱相撲。
逃げても控えても競馬ができる賢い馬で、手綱を握る武豊ジョッキーも能力を理解しているからこその結果。
2000mで休み明けと、他の馬にもつけいる隙があるように感じていましたが、終ってみればキタサンブラックの強さしか印象に残らないレースとなってしまいました。
2着はステファノス、3着はヤマカツエースで、ダービー馬のマカヒキは復活ならず4着。距離適正なのかマイルが良い感じがするな~。
まとめ
これでG1の勲章は4つめとなり、次はたぶん天皇賞(春)になるかと思いますが、そこが本当の勝負。
こちらも初戦の阪神大賞典(G2)を快勝したサトノダイヤモンドと、有馬記念以来の再戦。どちらが古馬最強なのか、いまからでも想像するだけでワクワクします。
年度代表馬にはなりましたが有馬記念では惜敗したので、現状最大のライバルである彼を打ち負かして、国内最強馬として今秋の凱旋門賞に挑んで欲しいと思います(気が早いか)。
北島三郎オーナーから「引退撤回宣言」も飛び出し、ファンにとっては少しでも長く無事に出走して楽しませてもらいたい。目指せテイエムオペラオー越え。
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