フラワーCでもったままで後続をぶっちぎり、その着差は5馬身。衝撃のパフォーマンスをみせたファンディーナですが、桜には向かわずに皐月賞へ向かうと発表されました。
3戦3勝、新馬戦では9馬身差の大楽勝。2戦目のつばき賞は2番手から33秒の脚で差しきって1馬身3/4差で勝利。3戦目が先のフラワーC。
そのいずれも鞭を入れず(入れてないように見える)に、スピードにのって他馬を子ども扱い。
個人的にですが、その姿に有馬記念で3歳牝馬として1番人気に押されたファインモーションを重ね、「大物が出てきたな」と感じました。
牝馬の皐月賞挑戦は無謀なのか
フラワーC完勝後に、今年の3歳牡馬路線は大物不在なことから、「ダービー目指せ」「皐月賞でも勝てる」との声がチラホラではなく、結構多かったように思います。
近年では、2014年第74回皐月賞にバウンスシャッセ(藤沢和厩舎)が挑戦しましたが、11着と惨敗。
しかしその馬には悪いのですが、こちらは桜花賞どころか牝馬三冠を狙えるような怪物候補。馬の質が違います。
しかも三歳牡馬にこれといって本命がいるわけではなく、混沌としてるので、十分チャンスはあると思います。
心配なのは、掛かり気味の気性ともまれたとき。厳しい競馬をしていないので、その辺りでG1での厳しい競馬に対応できるのかがカギになるのではないでしょうか。
逃げ、もしくは前々で競馬できれば、完勝まであるかも。
もし桜花賞にでたら勝てるか
桜花賞にもしファンディーナが出走しても、勝つのは難しいように思います。なぜなら、今年の三歳牝馬には怪物候補がもう一頭。こちらはすでにG1馬のソウルスターリング。こちらも無敗で前哨戦のチューリップ賞を完勝。
ソウルスターリングには勝てないと思う理由は以下のとおり。
- 圧倒的にチューリップ賞組が有利
- 阪神、マイル、ともに未出走
- 距離適正、ローテーション
近年では圧倒的にチューリップ賞組が桜花賞馬になっています。ジュエラー・レッツゴードンキ・ハープスター・アユサン・ジェンティルドンナなどなど。
また、ファンディーナは1800mしか走っておらずに阪神未出走。またフラワーCからだとローテーション的に桜花賞より皐月賞の方が間隔が空き、調整しやすいのではないでしょうか。
気になるところで、気性面も若干かかりぎみにみえるので、忙しい阪神1600マイルよりかは、中山2000mのほうが、競馬はしやすいだろうと感じます。
まとめ
今年の三歳の主役はファンディーナとソウルスターリング。
怪物候補が皐月賞で牡馬を蹴散らし、ダービー制覇で本物の怪物に。
そんな夢さえ見る、三歳牝馬のファンディーナの皐月賞出走のニュースでした。
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