「わ~たし、さくらんぼ~!」大阪出身、大塚愛さんの歌でも有名な木ですが、いったい何の果実なのでしょうか。
正解は一般的に花見でみるような桜ではなく、ミザクラ(実桜)という木になる実がそれにあたります。
あまり街中で見ることのない樹木ですが、現場で植えられていたので思わず撮ってしまいました。
ミザクラの詳細
名称 | ミザクラ |
漢字名 | 実桜 |
学名 | Prunus pseudo-cerasus |
別名 | 桜桃 |
科名・属名 | バラ科サクラ属 |
原産 | 不明(西アジアといわれていた) |
備考 | 落葉高木。花期は3月から5月。 桜ん坊が名前の由来とされている。一般的には西洋実桜=サクランボと呼ばれている。 |
剪定方法
サクラと同様にきつい剪定は避けたほうが無難です。どうしても太い枝を落とす場合は防腐剤(トップジンMペーストなど)を切り口に塗っておきましょう。
強剪定を避ける理由は以下にて説明しております。
参考記事→桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿ってご存知?
管理方法
この画像でもわかるように、サクラ属の葉には虫がつきやすいため薬剤散布は必要だと思います。
調べると、ミザクラハベリフクロフシというアブラムシのようです。
梅雨前、梅雨後、夏場の3回ぐらいは葉や枝をしっかり確認して、害虫に侵されていないか確認してみてください。
まとめ
西洋実桜、桜桃などサクランボと呼ばれている樹木は多く、また品種もたくさんあります。
ユスラウメなどは良く間違えられる庭木の一種です。セイヨウミザクラは高木で葉が大きい、ユスラウメは低木で細く葉は小さい、など違いはありますが。
ただ同じバラ科サクラ属で実は食用、食べれる桜の実の事をサクランボウと呼べばいいじゃない、と個人的には思います。
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