植木屋の仕事で依頼の多い庭木の消毒。樹木の害虫防除の為に薬剤を散布するのですが、それをエンジンの力をつかって散布する機械が動噴と呼ばれる動力噴霧機。
小規模なお庭の場合に使用している、丸山製作所の背負動力噴霧機のエンジンのかかりが悪くなっていたな~と思ったら、混合ガソリンを供給するポンプが破けました。
エンジンをかけるときにプシュプシュと押してやるやつで、プライマリーポンプやプライミングポンプと呼ばれている部品です。
刈払機やエンジンブロワー、チェンソーなどでも見られるこの部品は、消耗品なのでゴムが裂けることがありますが、燃料などを入れっぱなしにしておくと劣化が早くなります。この部品自体は安く、簡単に交換できますので、固くなったり破ける前に定期的に交換してしまいましょう。
交換方法
修理というほどでもないのですが、単純に破れたプライマリーポンプを新品に交換してあげればよいだけです。
今回破れた噴霧器は丸山というメーカーの背負い動噴なのですが、かなり古いものなのでメーカーHPから問い合わせしてみることに。すると丁寧なメールとともに「キャブレター部パーツリスト」をいただいたので、コーナンにて発注。
そこから1週間ほどでコーナンに部品が届いたので、早速交換しようとするもサイズがでかくてはまらない。型番信じて発注したのに入らなかったということで、考えられることは三つ。
- メーカーの部品リストが間違えている
- ホームセンターの発注ミス
- メーカーの発送ミス
上記のどれかなのでしょうが、なにせ頼んだパーツははまらなかった。
以下が型番から発注したモノ。49043-2071って書いてるけどこれはパーツリストの部品番号 597387と違うのだが関係はないのだろうか。
そしてコレがプライマリーポンプ比較した写真。あきらかにサイズが違っています。
これでは交換できないので、破れたポンプのサイズを測ってアマゾンでサクッと購入。
そんなに高いものではなかったのでこれ以上調べませんでしたが、皆さんも発注する際はサイズを測って購入することをおススメいたします。
交換はネジを4点外して付け替えるのみ。これで終了です。
まとめ
動力噴霧機のプライマリーポンプ交換は、誰でも簡単にできるものですが、肝心の部品サイズが異なっていれば直るもの直らない。刈払機やチェンソーなどのエンジン機には大抵ついているものですから、定期的に交換するのであれば、予備を前もって買っておくことをおススメいたします。
その際には、しっかりと計測して頼んだものに間違いがないかしっかりチェックすることが大事だと気付いた今日この頃です。
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