植木屋が使うヘッジトリマーという道具は、生垣などを刈る機械なのですが、最近では様々な農林園芸メーカーからバッテリー式トリマー(メーカーによってバリカン)が販売されています。
エンジン式よりもパワーがなく、動力がリチウムイオンバッテリー(充電が必要、ランタイムが短い)などのデメリットの為にプロには敬遠されていましたが、近年では技術進歩により、その差が縮まるどころか、バッテリーだけでいけるんじゃね?なんて思っています。
そんな植木屋の僕が選んで使っているのが、マキタの18V生垣バリカンです。個人の方にもおすすめできる理由が以下のとおりです。
マキタを選んだ理由
まず多くの園芸機械メーカーからマキタを選んだのは、ラインアップが一番多いこと。これは非常に重要で、同電圧バッテリーで使いまわせる機種、機材が多いというのは、必要なものだけ購入すれば良いので無駄が省けます。例えば18Vチェンソーをフルセットで購入後に刈り払い機も欲しいしとなっても、刈り払い機は単体(バッテリー無し)で購入すればよいのです。
造園や外構の際にはインパクトドライバーも使いますし、モルタルなどのかくはん機も使用します。それらのバッテリー製品もマキタには存在します。
また国内トップクラスの電動工具メーカーですから、部品取り寄せや修理などアフターフォローも他メーカーに比べて安易かつ部品も安いし、代理店もそこらじゅうにあるので安心です。
そして園芸専門メーカー以上にバッテリー式園芸工具に力を入れている点。これは本当に嬉しい限りで、2020年3月時点での新商品として、充電式ヘッジトリマ[片刃式]MUH603SDGXや充電式ポールヘッジトリマMUN500WDRG[角度可変]など「職人が欲しい!」と思う製品を、しっかりユーザー目線で製品開発して販売されているのが素晴らしい。本気で購入予定です。※使用された方、感想をお聞かせ下さい。
マキタおすすめバッテリーヘッジトリマー
プロにもおすすめできるのはMUH600DZ。これは本当にビックリするぐらいのパワー&切れ味。「所詮バッテリーやんか・・・」って考えは覆るくらいの出来です。
ですが、ちょっと自分でっていう個人の方には重いかもしれませんし、ちょっとした植木にはたいそうなモノかも知れません。
そんな方には、MUH305Dがおすすめ。こちらはMUH365D,MUH404D,MUH464Dと刃の長さが違うラインアップがありますが、刃だけあとでも替えれますので、小回りがきくMUH305Dは軽いし脚立の上でも使いやすいです。
リチウムイオンバッテリーは18Vが断然お得
大は小を兼ねるではないのですが、現在マキタは40Vが最上位ですが最新のため、ラインアップが乏しいのがネック。
実際にバッテリー製品郡では14.4Vか18Vを選ぶ人がほとんどでしょうが、園芸に限れば18V一択になるんです。なぜなら販売されている園芸工具は14.4Vもありますが18V(36V)の方が高性能かつ製品数が多く、選択肢が広がります。
また18Vでも3A~6Aまでありますが、現状6Aが最上位ですから、購入するなら18V6Aバッテリー(かつ雪マーク付)+充電器DC18RFのセットで買うことをおすすめします。
急速充電器DC18RFで、急速充電できるバッテリーは雪マーク付バッテリーになりますので、購入の際には確認してからでないと損をする可能性がありますよ。もちろんマーク無しでも充電できますが、急速ではありませんので、時間がかかることになりますので、ご注意を。
まとめ
公共工事などはゼノアのエンジンヘッジトリマーがほとんどですが、マンションや個人のお客様などでは、騒音を考えバッテリーヘッジトリマーを最近では使用しています。
今後は少しずつ工具機具をコードレス化して、できるだけ環境騒音に配慮しながら、バッテリー園芸工具を揃えていこうと思います。
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