元々コストパフォーマンスに優れる作業靴、地下足袋。
作業靴として、最近では普段履きのお洒落な靴としても浸透しつつあります。
今回は、自身が実際一年間使用した作業履き用の足袋二足からコスパに優れた物について説明します。
※ちなみに足袋の数え方には両・双という数え方もあります。
地下足袋を購入する理由を考える
作業者からすれば消耗品の足袋、できれば安く購入したいのが本音です。
しかし、たまにしか履かないかたであれば、その時もてばよいという感覚ではないでしょうか。
よって以下の二点から、どれが良いのかを考えようと思います。
- 使用頻度はどうなのか
- コストパフォーマンスに優れているか
使用する頻度
毎日使うもの、月に数回しか使用しないもの、どちらも日に同じ時間ずつ使用したとすると、ヘタリ具合が違いますよね。
私が実際にはいていたものは、毎日ガンガン履いている(履いていた)ものなので検証しているので、たまに履く人には向いていない話になります。
コスパが良いものはつぶれにくい
値段相応なのかどうかは、どれぐらい使用できるのかによるでしょう。
ここでは履きごこちについては二の次として、消耗品としてのコストパフォーマンスについて考えたいと思います。
履きごこちや作業ごとに違う足袋の選び方については、以下の記事を参考にして下さい。
一年使用した地下足袋
ホームセンターや作業着屋などで気軽に買えるもので一番安いものは1,000円くらいでしょうか。
その安い足袋と比べたのが、私のお気に入りマルゴのセーフティー足袋。
通称1,000円足袋の経年劣化
一年ほど使用した状態です。指先とかかとがだいぶ痛んでいます。
特に指先は破れて中の生地まで見える状態。ソールも剥がれていて、靴下はぐちゃぐちゃになります。
丸五のプロガード万年足袋の経年劣化
コチラも一年ほど使用。全体的に劣化はしています。
指先の生地は破れていますが、中に樹脂カバーが入っていて、指先が汚れることはありません。
また、ソールの縫いつけが良いためか、剥がれはありません。
結果どちらがお得なのか
安い地下足袋は、ソールの縫いつけが甘くて激しい作業には向いていません。
逆に丸五(マルゴ)の安全足袋のほうは、先は破けますが指先は守られて作業性が劣ることはありません。
ソールの縫製も良く、剥がれ・めくれはありませんでした。
常に履く作業者の方でしたら、値段は少し高くなりますが、安全性と耐久性から私は丸五のプロガード万年、セーフティー地下足袋をおすすめいたします。
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