寒い冬の外仕事でも植木屋は地下足袋で作業中。地下足袋ではマルゴと力王が一般的には有名です。
どこのホームセンターや作業服屋でも売っていて、お手軽に買えるのですが、冬場に履くのではどちらの保温地下足袋がよいのでしょうか。
マルゴの保温ジョグ足袋と力王の保温たびの違いについて調べてみました。
作りを比較
比較対象はマルゴと力王、ともにサイズ26.5cmで12枚コハゼです。直接は関係ないですが色は藍です。
まずは裏生地から比較してみましょう。
左の力王はオレンジが明るめでキルティング裏地。対してマルゴはオレンジが抑え目で、フリースのような起毛。
続いてソールですが、力王は中底に断熱性アルミシートが入っていて保温性を上げているそうで、クッション性にも優れています。マルゴの方はソールも起毛していますが、クッション性は劣る印象。
サイズ感ですが、力王の方がワイズが大きくてゆったりとした履き心地。マルゴの保温ジョグは、それに比べてワイズは細身に作られていています。足幅が広い方は力王を、足の幅が狭い方はマルゴを選ぶのが良いかと思います。
昔の国産品は型がその当時の日本人の足にあわせた型で作られていたのか、ワイズが細いものが多い気がしますが、丸五さんの足袋も同様に狭目なのがいい感じ。そういえば岡山メイドの倉敷屋というブランドで、国産している丸五さんですから、型も細めなのかも。
まとめ
防寒という観点からすると力王の保温足袋のほうが優れている気がしますが、幅が狭い僕の足には丸五の地下足袋のほうがフィットします。
それでも極寒の冬では、寒さは足袋だけではカバーできないので、靴下などで対応する場合が多いですから、そこらへんも考慮して選んでみてください。ちなみにあったか靴下は「寒い冬は、ワークマンのカプサイシン靴下がコスパ最強の件」がお勧めです。
少しでも参考になれば、寒い外仕事でも多少はましになるかもです。
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