僕の剪定鋏、特にメインの両手の刈り込み鋏は吉岡刃物の鋏正宗なので、年末に吉岡さんにまとめて研ぎにだしています。
ですから研ぎに出している間にもう一丁鋏が必要になったので、アマゾンで刈り込み鋏を物色。
購入条件は、以下の点を考慮しながら検討しました。
- そこそこ安い
- 刃が長め
- 仕上げ用
そして、上記にとりあえず合致していて選んだ五十嵐刃物製、鋼典の門型刈込鋏を購入。
それでは、レビューです。
五十嵐刃物 鋼典 安来鋼付葉刈込 鎚目門型 210mmのレビュー
メーカーの五十嵐刃物工業は新潟県三条市にある園芸刃物製造会社です。鋼典というのはブランド名のようなもの?(吉岡さんでいう鋏正宗のような)
三条の刃物は有名なので、初めて購入するにあたって不安はありませんでした。(吉岡は小野市です)
仕様はこんな感じです。
品名 | 鋼付 葉刈鋏鎚目門型 210mm |
形式 | A-18 |
用途 | 樹木の剪定(刈込み)作業 |
材質 | 刃部 『刃物鋼(日立安来鋼白紙3号)』 |
柄部 『樫材』 | |
切断能力目安 | 生木8ミリまで |
アマゾンの刈り込み鋏の梱包状態
今回、amazonで初めて刈り込み鋏を購入したので、不安だったのが梱包と配送。着たら刃が欠けていたらどうしよう・・
僕はプライム会員だったので、翌日には荷物は届きました。その状態は以下のとおりです。
なんとも長いダンボールで到着、サイズは1400mm。鋏の上下には緩衝材が入っていて不安は杞憂に終りました。
鋼付葉刈鎚目門型鋏
製品自体の各部詳細です。まずは全体の長さです。
全長は860mmほど。柄は樫材。メーカーHPやアマゾンのページでは艶出しですが、実際は艶なしなのでご注意を。(個人的には滑りにくいので艶なしでOK)
刃の長さは210mm。葉刈り用なので薄型で平べったいのが特徴です。
かしめはネジ式ではないので調整はできませんが、研ぎに出すときにはカシメを外すので、その時にネジ式に交換予定です。
裏スキもしっかりとってあって、歪もばっちりだったので、そくマキで使用。よ~く切れますが、柄が500mmほどと長いので今後は短く切って使用予定。
もちろんカバーも説明書もついていますが、刃のカバーはちゃっちいので、皮のええやつを購入予定。(門型は長方形のやつがグッド!)
まとめ
柄の部分やカシメなど、若干の不満はありますが何せ激安!(アマゾンは値段が上下しますが6000円までだったら十分安い)
初めての門型デビューやサブで使用するには十分すぎるほどの価値はあります、コストパフォーマンスは非常に良いです。
太い枝は岡恒など使分けは必要ですが、新芽や小枝・葉などにはコチラのような鋏を使うのが植木屋の常識です。
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