雨では作業いたしません、が多いのです。
梅雨かと思わせるくらいのお天気が続いていますね。植木屋は雨が降れば基本お休みなので、じっくりパソコンと向き合える時間ができました。
ではなぜ雨降りに作業をしないことが多いのでしょうか。大きく分けて3つ理由があると考えています。
- 作業効率や費用対効果
- サービスの低下
- 安全管理
これら上記それぞれ関係性もあり、以下にて詳しく説明していきます。
効率的ではないために費用対効果が悪くなる
通常の天気日の作業より当然、パフォーマンスは落ちますよね。ただ歩くといっても雨の日と晴れの日では進む距離も変わってくる人がほとんどです。
視界の悪さから影響は直に受けます。ただでさえ外仕事ですから日光は大事な要素なのです。
それらが重なり合った結果、本来は1日で終わる仕事が2日かかるなど施工日数が増えるとお客様への引渡し期限を遵守できない恐れがでてきます。
提供するサービスの質の低下を招く恐れ
一番わかりやすい例が掃除です。良く庭師は掃除が出来て一人前といわれるようにとても大事な作業です。それが雨により剪定した葉っぱは非常にとれにくく結果、掃除不足となる事があります。
お客様に喜んでいただけない仕事ならはじめからしないほうを選択する、ということです。
もちろん細心の注意を払い、作業することもございますが。
安全第一、仕事第二。
高所作業、ただでさえ危険がつきものです。木も園芸用三脚も濡れると非常に滑りやすい為、転倒・落下のリスクが高まります。落雷の可能性も晴れた日よりはあるでしょう。
建築業界ではよく聞く言葉ですが、「今日も一日ご安全に」という掛け声ですが、常に実践していきたいものです。
まとめ
どんな天気でもお客様に喜ばれる仕事をする、たとえ雨でもお客様がその日がご希望ならばやるべきだと思いますし、それを職人都合などで「あ~だ、こ~だ」いえばその時点でダメなのではないでしょうか。
雨降り時での植木作業のリスクを説明してご納得いただければそれでよい、作業の前のお仕事です。
双方どんより曇った心よりかカラッと晴天がよいですね。
コメント