4月も過ぎると気温の高い日が多くなり、雑草も伸びてくる頃。草刈りはめんどくさいし、庭木もないし、という方には除草剤がおすすめ。雑草めがけて散布するだけで、草が枯れて面倒な草刈り作業は必要なし。その中でもプロ(植木屋)が好んで使っている除草剤がラウンドアップ。
適切に使用しないと効果が期待できません。そのためにしっかりと準備をして正しい使用の仕方と注意点を覚えておきましょう。
準備するもの
まずは薬剤を用意するのですが、それ以外にも準備が必要です。
- 噴霧器
- ゴム手袋とマスク、ゴーグルなど防護服
本剤には希釈済みのマックスロードALがありますが、それは容器のままかけることができるので噴霧器は必要ありません。
また、体を保護するために長袖、長ズボン、そして保護メガネとマスクをして作業しましょう。
散布方法
雑草に噴霧するときには、雨降りの日はさけるようにしましょう。できるだけ湿っていない状態で使用するようにして下さい。
地面近くの雑草は、他の雑草に隠れている場合がありますので、散布するときは、雑草の葉にまんべんなくかかるようにすること。
そんなときに僕ら植木屋が良くやる方法は、サッと荒く刈ること。このポイントは若干草丈を残して刈ること。そして残った草の葉に除草剤をかける。
丈の長い草をかることで、除草剤を散布する量も少なくてすみますし、隠れた雑草にも薬剤を撒くことができるので、うっそうとしたときにはこの方法をお試し下さい。
草以外にも効くので要注意
雑草に非常に効果のある薬剤ですが、大切な樹木まで枯らしてしまう恐れがあるので、庭木の近くでは使用しないようにしてください。特に若木や低木の近くでは葉にかからないように十分に注意して散布しましょう。
当然のことながら、お庭で犬や猫、魚など飼っているのであれば、キチンと養生してかからないようにしましょう。
また、不要な雑木などある場合には、ノコギリなどで切り落として、その傷口に原液でも注入すると枯らすことができます。
まとめ
グリホサート配合の除草剤は数多くでていますが、効果が高いと使用して感じているのがラウンドアップ マックスロード。雑草は何度も生えてきますので、伸びたら撒くことでお庭を綺麗に維持することが可能です。
ホームセンターなどでも簡単に買えるので、誰でも使用できますが、正しい使い方と効果的な方法を覚えておくことで、より効果を感じることが出来ると思います。
- 正しい使い方
- しっかりと葉にかけること
- 人体にはなるべくふれないよう防護服を着用すること
- 池や動物の小屋やエサ場などがある場合は養生をしておくこと
- 庭木近くでは散布しないこと
- 雨の日は使用しないこと
- 効果的な方法
- 背の高い草は荒刈りしてまんべんなく葉に散布すること
- 雑木などには傷をつけて濃い薬剤を注入すること
除草剤選びに迷ったら、ラウンドアップを一度試してみてはいかがでしょうか。
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